「で?どーなんの?」
「‥‥なにが?」
「続きだよ!話の、つ・づ・き!!」
「あぁ!うん。それからね‥‥‥」
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「ふわぁ~」
あぁ‥‥‥
もう、意識が‥‥とお‥‥‥く‥‥な‥
バタンッ「紗希!」ビクゥゥウッ!!
「‥‥‥なっ、なに?」
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「すると、母さんさ?「寝る暇があるなら、洗濯干してちょうだいっ!春休みだからって、なまけてんじゃないわよっ!!」って‥‥‥‥
で、結局その日、寝られなくて‥‥‥‥」
「その日限定だろ?」
「私もそう思ってたんだけど、
全然寝させてくれないのっ!
次の日も、その次の日も!!
絶対わざとだよ、あれは……」
「で?」
「うん。自分の部屋が無理ならば
その隣に、行っちゃおう!って
思いついたの!かしこいでしょ~」