「ねぇ…。悠也?」

「…ん?どうしたんだ?紗希」

「眠い‥‥」

「紗希‥‥。お前、
自分が眠くなるタイミングをねらって
俺のところに来てるだろ?」

「だって‥‥聞いてくれるっ!?」

「あっ、あぁ‥‥」

「はじめはね?
自分の家で、寝ようと思ったよ!?
おもったけどねっ?」

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「う~ん
眠いなぁ‥‥‥
う゛~、少しだけ‥‥‥」


その日は、すごく天気が良かったので

日当たりの良い、私の部屋は

お昼寝に、ちょうど良いのだ。


「ふわぁ~
ん゛~、おやすみ」


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「全然、そこまでは、良いじゃねぇか」

「こ、こっからだよー!」