美しき蝶姫


兄貴の原付に乗っかる

優都『ちゃんと掴めよ』

いやいや、思いっきり抱きついて
あげてんじゃん?!
こいつ、ふざけてんな…(笑)

愛夢『調子乗らないでね?(殺気)』

優都『は、はい…』

これでも暴走族かよ(笑)

ブォォォォォォン

ふぅー、やっぱ風は気持ちいいね

やっと着いたよー…
兄貴の運転は荒いから嫌なんだよね…
私の家から家族の家までは
10分くらいなんだ

ピーンポーン

愛夢『愛夢だけどー?』

ガチャ

父『おー、愛夢ー(ドスッ)』

あ、今の音は抱きついてこようとしたから
避けてあげたら転けた(笑)

母『あー、来てくれたのー』

いやいや、来いって言ったの誰だよ(笑)

母『なんか言ったー?(殺気)』

愛夢『なんでもないです(苦笑い』

父『愛夢~ひどいよ~(グスン』

泣き真似下手くそすぎだろ(笑)

やっと部屋まで着いた
あ、私の家は茄月グループって言って
世界一の会社なんだよ♪
父はもちろん社長さん
全然見えないよね(爆笑)