『笠寺さん!おはよう!』 人懐っこい笑顔で、亜希に笑いかける。 『金山さん! お、おはよう!』 亜希の顔が赤い。 女の子のグループは色々ある、とよく聞くが、 金山さんはグループ等は特に気にしていない様子で、 誰にでも気さくに話しかけていた印象がある。 『今日は英語当たるんだよねー…。 全然自信ないよー!』 眉毛を下げて笑う金山さん。 「どこ? もしよかったら見ようか?うちのクラス少し早いから。」 『本当っ?』 ぱあっと顔が明るくなる。 鞄の中のノートを探し始めた。