発見当時、 ご飯をろくな与えられなかったのか 体は痩せ細り、 父親に似た茶色の髪の毛は頭皮が見えるほど切り刻まれていたという。 その後、すぐに母親は逮捕され、 亜希は、母親の姉に引き取られる事になり、この街へ引っ越してきた。 突きつけられた現実を受け入れられなかった亜希は、当初よく家出をした。 けれど、 見つかる場所はいつも 学校の玄関先、公園のブランコ、駅前の噴水の近くといった目立つ場所。 この子は、迎えに来てくれる温かい手を待ってるんだ。 直感でそう感じた。