課長さんはイジワル2

ベッドにもつれ込み、課長にキスをしたくて上体を起こす。

でも、課長の肘が私の髪を踏んでいたのに気づかずぐんっと髪が後ろに引っ張られてしまう。


「きゃっ!」

「ごめん!大丈夫か?」


課長が慌てて腕をどかしてくれる。


「この髪、ずっと伸ばしてた?」


課長が私の髪を梳きながら、課長の胸の上に両手を添えて見下ろしている私をじっと見つめる。


「う……ん」

答えようとする私の首の後ろに手を回し、強引に唇を重ねる。

相変わらず答えさせてくれる隙も与えてくれない課長のキス。

深く求めてくる課長のキスに瞑っていた目をうっすらと開ける。


ああ……


課長だ……


課長のこの唇も腕も

ずっと夢に見ていた




体が震えて、今にも溢れだしそうな情熱に心がヒリヒリする。


「……抱いて」


小さく呟いた私の一言に、課長は突然、くるんと体勢を入れ替えると、私の上の覆い被さる。


長いキスにお互いの吐息が混ざり合う。



「……いい?」