やだ。 何か恥ずかしい。 でも、そんなに感触としては悪くなさそう。 課長と顔を見合わせほっとする。 課長も気を良くしたのか、第2ラウンドに突入する。 「それで……ですね」 課長が隣に座る私の手を握る。 「僕は愛さんと一緒に住みたいと思っています」 「うんうん。住みたかとね……。うん?一緒に……住むぅぅぅぅ?! いいいいいい一緒に住みたかて……そりゃ、『同棲』ばするっちゅーことかいね?」 とぉちゃんのでっかな声に私の体がびくっと跳ね上がる。