それから課長と一緒に電車に乗って、課長のマンションに到着する。

だけど、すぐに課長は車を取りに病院に戻るために玄関に向かう。


「お昼までには帰ってくるから。何か食べたいものとかある?」


首を横に振る。


「分かった。じゃ、俺の方で適当に用意するから待ってて。行ってくるよ」

「あのっ!」


課長の袖を掴む。


「ん?どうした?やっぱりまだ具合悪い?」


心配そうに課長が振り返る。