「翼~?」 翼の机の上にはまだ鞄が用意されていない。 教科書もまだ机の中。 ジロジロ翼の机を見てると肩を叩かれた。 「ちょっと。なんでアンタだ2組にいるのよ」 同じクラスの今川が私の肩を叩き、睨んでいた。 「べ…別に関係ないじゃない…今川さんだって1組じゃん…」 恐る恐る口を開く。 すると今川さんは目を見開き大笑いをし始めた。 「アハハハ!あんた翼くん待ってんでしょ!?無理無理!邪魔者は帰りなさい!!」 2組で残っていたのは今川さんと私だけで、今川さんの笑いが教室に響いた。