翌日、学校へ行って早速昨日のことをリンに話した。



リンは、それを聞いて顔をしかめた。



「本当にあんたって、そういう危険な目に会うこと多いよね。



でも、無事で良かった。で、その人の家で働くの?」



「そのつもりだけど…‥」



「でも、怪し過ぎない?一万って……」



「彼は下心あって、そんなことしない!!」



私は思わず叫んでしまった。



そんな私にリンは、



「でも、わかんないよ。もしかしたらってことあるかもじゃない。
あんた、可愛いんだから。」



「でも、バイトも辞めちゃったし、この機会を逃すことはできないよ」



「本当に気をつけなさいよ。いつでも私に相談してね。」



「わかった。」



ありがとう。リン。