好きだったよ。



私の買い物にまで付き合うと言ってくれた颯斗さん。

「じゃあ文房具見てもいいですか?
ちょうどシャー芯切らしていたような…」


私は他にも必要な物が無かったか思い出す。


「オッケー、じゃあ行こっか」


並んで歩き始める。


「そう言えばさっきのカフェで友達と会ってたけど彼、あのカフェで何してたの?
お茶してた様子でもなかったし…」


そうだった。

ちゃんと言わないと悠也くんがおかしな人になっちゃう。


「今日、クラスの集まりあったんですよ
たまたまあのカフェの近くだったみたいで…
私を見かけてカフェに入ってきたそうです」


「そうだったの!?
俺なんかといて大丈夫?
せっかくの集まりなのに…」


「大丈夫です!
集まりがあるって聞いたの今日でしたし…
颯斗さんの、約束が先でしたから
今日はこっちが優先です」


私はニコッと笑って見せる。


「…ありがとう
優菜ちゃんに相談すると落ち着くんだよね
同期で相談できる奴いないし…」


同期に相談出来ない…?

その言葉に引っかかったが聞かない事にした。


そして私の買い物も終わり、帰る事になった。