好きだったよ。



中学3年。

それは最後の中学生活。

という事は嫌なものがついてくるわけで…。


「優菜今年受験生でしょう?
でも塾は帰宅時間が遅くなるの不安だったから家庭教師頼んでおいたわよ」


「えっ!?」


私、平野優菜(ヒラノ ユウナ)は正直戸惑っています。


「ちょっと!
家庭教師って…誰だか知らない人でしょ?
私が人見知りなの知ってるよね?
なのにどうして…」


私は不安な理由を伝える。


「大丈夫よ
優菜、いつもそう言ってすぐに仲良くなってるじゃない
だから何言われても変えませんからね
先生は来週から来てくれるみたいだから」


もうお母さんには何を言ってもダメなようだ。

私が折れるしかない…。

せめて…せめて話しやすい人が来ますように、と願った。