「なんだよ、会わせるだけじゃねぇかよ。」



「そうだよ、南ちゃん、落ち着いて。ね?」



私がそう言うと南ちゃんは私の肩を掴んだ。




「何言ってるの!男っていうのはね、嘘をついてまで家に連れ込むのよ!

しかも会わせるって誰によ?親なの?あんたたちそんな関係だったの⁉︎ 」



混乱しまくりの南ちゃん。




「説明するから落ち着いてよ、南ちゃん。」



私がそう言うと南ちゃんはいくらか落ち着いた。