隣の席の苦手なキミと





「2人で話したかったの。」




佐山さんにそう言われる。



「え、あの…私のカバンは…」



「あぁ、あれね。近くの公園に捨ててきたわ。」



近くの公園……ってか、ここはどこなんだ?

電車に結構乗ってたから遠い場所ってことはわかる。



「話したいことって…?」



私がそう聞くと佐山さんはフッと笑った。



「会津くんと別れてほしいの。今日ね、会津くんに告白したのよ、私。」



それは知ってる。で、OKだったのかな。



「でね、振られたの。」



あ、振られたんだ、よかった。



ホッとしてると睨まれる。