「うん…っ…」 タタッと、南ちゃんの方に駆け寄ろうとすると会津くんに腕を掴まれた。 「へ、会津くん……?」 触れられてるところが熱い。 一気に体温が上がる。 「……何かあったら言えよ。」 私を心配してくれたのか、そんなことを言って会津くんは私の腕を離した。 「うん……っ!ありがと!」 にこりと笑うと目をそらされる。