そして放課後になると白崎はそそくさと帰っていった。 俺も帰ろうと思うと堀川に引き止められる。 「ねぇ、私今から朱理の話に合わせて話すから、優香がこの教室に来ないようにしてくれないかな。」 堀川に言われて即座に納得。 白崎がいじめられないように白崎の悪口を言う…… ふーん、なかなかこいつも友達想いっつーわけか。 「わかった。」 堀川にそう言って階段を降りると、教室に戻ろうとしてる白崎を発見。