【亜紀★side】 どこまでも歩いた。 疲れてしまって もう 歩けない。 それでも 体は勝手に動いていく。 誰? 私の体を抱きかかえていくのは? 藤堂さん? 違う・・・・彼はそんなことしない。 今頃、愛華さんと二人で楽しく過ごしているんだから。 私がいなくなったのに気づいていないはず・・・ そう 気づくはずないよね? 「とうどう・・さん」