俺は自分でも信じられないほどに積極的だった。
里子ちゃんを手に入れたいがために必死だった。
この日、里子ちゃんからOKはもらえなかったが近い内に俺の屋敷へと連れて行くと決めた。
女の子の一人暮らしは俺が認めない。
特に里子ちゃんなら尚更だ。
もしもがあっては困る。
俺の花嫁になる子だから大事にしたいんだ。
里子ちゃんを送って行った後、翌日の夕食デートの約束も取り付けた。
俺は里子ちゃんが家の中へ入り鍵を閉めたことを確認してその場を去った。
そして、里子ちゃんが一人夜を過ごすのは危険だからと里子ちゃんへの護衛を付けることにした。
勿論、里子ちゃんには内緒だ。
きっとそんな話をすると俺の素性がバレてしまう。
一緒に住むまでは内緒にしておきたい。
さて、家に帰ってゆっくり今日の余韻にでも浸って楽しむか。
自宅へ戻ってゆっくり眠りたいとも思っているが、どんなに遅く帰宅して寝たとしても朝は必ず我が家のプリンセスに叩き起こされる。
だから、あまり夜更かしができない。時間ギリギリまで寝ていたいがそれを許さないのがプリンセスだ。
「叔父ちゃん!! 起きて!! お仕事遅れるよ!」
「沙紀、いい加減家に帰れ。お父さんやお母さんが寂しがっているぞ。」
毎朝これだと流石の俺も気が変になりそうだ。
それに、里子ちゃんを連れ込めないだろう。
マジコブつきって女の子に人気ないだろうな・・・
だから、兄貴は俺に沙紀を押し付けていないだろうな? 義姉に言いつけるぞ。



