この男は私を娼婦だと思っているの?
英輔と似た男とホテルの部屋へ入っていった。
だから、私はそんな尻軽女だと思ったの?
いきなり 抱いてくるなんて失礼だわ。
なのに、結局最後まで抵抗は出来なかった。
英輔の奥様の元愛人に犯された気分だわ。
この人は英輔の奥様を抱いた男でしょ?
そんな男に抱かれるなんて・・・・
私って 最低な女なんだわ。
ソファーに寝そべる私の横では 服を整える伊澤善道の姿がある。
逞しい体をしていた。胸板は厚く男らしい人。
素敵だった。
いやいや抱かれたのに 悔しいことに体は悦んだ。
「明日も会えるか?」
「ええ、いいわよ。」
どうせ、家に籠っていると何もすることはないからいいわ。
あなたでも暇つぶしくらいにはなるわ。



