「ご・・・ごめんなさいっ!
私は 大丈夫だから!」
顔が真っ赤になってしまっている。
焦るあまり英輔を突き飛ばそうとした。英輔の胸を押し返すように触れた。
英輔の逞しい体が私の体に伝わってくる。
懐かしいような、もっと触れて欲しいような・・・
どうしたんだろう?
「大丈夫か? やっぱり顔色が良くないよ。
亜紀、食事は部屋に運ばせよう。
まだ、朝食はこれからだろう?」
「でも、子ども達が心配で」
「大丈夫、看護師たちが付いている。
何かあれば知らせてくれる。
それより、亜紀の体が心配だ。亜紀も少し休んだほうがいい。」
私の体調は回復しているから心配はいらないよ。
回復?
私って そもそも どうしてこんなに体調が良くないんだろう?
何か病気でもしていたのかしら?
いったいいつからこんな風にベッドに横になっている時間が多くなったんだろう?
わからない・・・・
でも、何故?
私は英輔との結婚を拒んでずっと婚姻届にサインをしなかった。
それから?
それから 私は どうしたの?
?!
「あたまが!!」
「亜紀?!!」



