山崎とどうにかなりたいとは思っていない。 だから、ただ昔を懐かしんでお茶したいだけ。 それだけで山崎について行った。 それがどんな軽率な行動だったのか後で知ることになる。 けれど、この時の私は、離婚後の寂しさからほんのひと時の安らぎを求めたかっただけ。 それも体の関係ではなく心を癒してくれる人が欲しかった。 ただ、それだけだった。 それほど、英輔と離れているのが辛かった。