「綺麗…」 思わず見とれる。 「梨乃…今日、何の日か知ってるか?」 悠斗が私を腕から解放してから聞いてきた。 「え?今日は、3月14日…あっ! ホワイトデーっ!」 「正解。 そのネックレス、プレゼント。」 悠斗が顔をそっぽを向く。 おぉ♪照れてますなー。 私は悠斗がそっぽ向く方に回り、 「ありがとう!だーいすきっ!」 そういって、私は悠斗の胸に飛び込んだ。 end