「春斗くん、あっちに普通のパスタとかもあるから平気だよ!」 なんで。 「甘いの苦手だもんね?」 なんで。知ってるんだ? このことは、夏恋と湊しか知らないはずなのに。 「あ、ごめん。私が知ってるなんておかしいよね。」 そう言って、悲しそうな顔をする。 ズキンッ 「ご、ごめ「まーひーろー!」 と言って真尋のほっぺを引っ張る爽良。