信じてる。


『思い…出してっ…』

やっとの思いで絞り出すように出た声。

あぁ、そうか。

この子は

大好きな人に忘れられてしまった女の子だった。

プルルルルッ

『ぐすっ…はぁっ…』

ピッ

『もしもし!爽良くん?…あぁ、今はねちょっとサボり中!』