でも、そんな私を支えてくれる人もいる。 「真尋。おはよう。」 伊月 爽良くん。 私の元彼氏さんです。 今は友達に戻ったんだけどね。 私の家の事もぜーんぶ知ってる。 もちろん、クラスの人には内緒だけど。 私は、世界に誇る高野グループの令嬢なの。 3人にもね、記憶がなくなる前には話したんだけど。