真尋は必ず笑顔で俺の元へ戻ってくる。

真尋が俺を信じてくれたように俺も真尋を信じてる。

そして、自分のことも。

「春斗くん。ここにいた!」

ほら、やっぱり。

「真尋!」

どちらからともなく、抱きついた。

ぎゅっ

たとえ何度記憶を失っても、俺はお前を何度でも好きになる。

そう信じてる。