春斗side

なんで俺たちは真尋のことを忘れてしまったんだろう。

だって、俺たちは付き合ってたんだろ?

それに、その事実が嬉しい。

俺、真尋のことを忘れながらも

真尋に恋してたんだ。

いつでも明るくて、

優しくて、

笑顔のかわいい真尋に。