何だろう…最近ずっと睡眠不足だったからかな?



久しぶりに安心して…一番幸せな気分でいられる場所でぐっすり眠れた。



目を覚ますともちろん私はツッチーの腕の中…



夢じゃないんだ…



嬉しいよ…




「目…覚めた?寝れてなかったんじゃない?もう少し寝ていいよ…」



ツッチーは目覚めた私の髪を優しく撫でる。



いつも私が寝るときは一緒に寝るのに…



「大丈夫だよ。もう寝てる間にいなくならないから…ツッチーも安心して寝ればいいのに。」



「ぷ…バレタ?だってまだ夢みたいなんだもん…」



うん…私も。
まだ実感わかないよ。



「夕方かー。記念日だからディナーでも行こう。」



「うん…」



だけどもう少しこうしていたいな。もうどこにも行かないで二人きりで……




「ぁあああ!!!」



「はぁ?!」



心地よい雰囲気を打ち壊すように何かを思い出して思いっきり叫ぶツッチー。



「な…何よ?」



「うわっ…うわ…俺…」



顔面蒼白のツッチー。
何?何よ?!



何をやらかしたの?!