「で?どう思ったの?」


「本物のツンデレの女の子たちを見に行ったんだけどキャラつくっていて本物いなかったから結局はよく分からなくて……」


「本物のツンデレの女の子?どこに行ってきたの?」



俺の問いかけに顔色が変わるあみ。まーたおせっかいで何か変なところに行ったんだ。



「だーかーら!私はなおはなおだからっ!!ツンデレなんて言葉は気にしなくていいかと……」


「ハイハイ。話をかえない。今日堂園さんと遊んだんでしょ?どこに行ったの?」



あみは俺の顔色をうかがいながら言いにくそうに口を開く。



「……メイドカフェ」



………………………?


「えぇ?!何でそんなとこ行くわけ?!」



あみみたいに可愛い女の子が行ったらオタクたちのターゲットされちゃうじゃん!!あぶねーじゃん!!



「なおが悩んでたから……ツンデレって言われるのが嫌なんだって。だから本物を見に……」