とりあえずテレビは消して寝室のベットで雑誌を広げている姫のもとへ行く俺。



「なおー何キレてるんだよ?」


「ああもう。バカがうつるから来ないで」



カッチ一一一一ン!!
さっきからバカバカって!!



「こう見えても俺は成績良かったんだからな!!美術と国語以外は3か4で体育は5以外とったことねーんだよっ!!」

(※かなり自慢気に話してますがかなりビミョーな成績だと気付いていないツッチー。)



なおはそんな俺を冷めた目で見て一言。



「私は5しかとったことないけど?」



うぅ!!マジで?!!なおってそんなに頭いいわけ?!



「そんなの口だけだろ?!オール5なんて見たことねーよ!!」


「は?なんでこんなことで嘘つかないといけないわけ?信じたくないなら別にいいけどー?」



むきになればなるほど姫は淡々と言葉を返してくる。



ちくしょう。納得いかない俺はなおと同じ中学だったあみちゃんに電話をかける。