「そういえばあみがまたみんなで休み合わせて昔、四人で行ったキャンプ場に行こうって言ってたよ!」


「おお!それ楽しそう♪」



ま、あみちゃんもなおと同様に仕事はしないで心ちゃんの育児と家事をしているから相馬と俺が仕事の休みを合わせたらいいのか。



俺は不定休だから日祝休みの相馬に合わせて休みをもらった。



公園も一面芝生のフリーテントサイトもあるキャンプ場だしチビたちは喜ぶだろうなぁ。



お互いそれぞれお弁当を作ってあの思い出のキャンプ場へと現地集合した。



相馬たちはもう着いていてフリーテントサイトで心ちゃんにシャボン玉を作ってあげて一緒に遊んであげていた。



「あ!こんにちは♪心、挨拶は?」



あみちゃんに言われて心ちゃんは陽と美姫のところへトコトコと走ってきてニコッと笑ってそれぞれ小さな手でハイタッチ。



「ぷっ……なんだそれ?」


「子供たちの挨拶!受けるよね。教えてないのにいつも会った時とバイバイする時はハイタッチなんだよ」



へー。子供たちなりの挨拶があるんだな。ビデオカメラまわしておけばよかったな。



今のかなり可愛かった!