チョコレート王子と甘い恋。



ーーーーーー……

それから、おばさんに呼ばれて晩御飯をたべてお風呂に入った。

廉斗くんとは話せなくてずっとおばさんと話してた。



「ふぅ……きもちかった~」


やっぱお風呂はいいね。


「てかあたし、どこで寝よう」


きっと廉斗くんは自分の部屋で寝るだろうし、昨日はいろいろあって廉斗くん部屋出てっちゃったけど……

さすがに同じ部屋で寝るなんて、だめだよね?



「ここで寝るしかないよね」


リビングのソファに目を向ける。

今は夜もめちゃくちゃ寒いわけじゃないし毛布とかなくてもいけるよね?



リビングの電気を消してソファに腰をおろす。だけど思ったよりも真っ暗でクッションを抱き枕にぎゅっとする。



自分の家じゃないからかな?
少し……怖いかも。

それにソファだからきっとゆっくりは寝れないだろうな……。


うぅ……夜中にだけは起きたくない!!


怖さを紛らわしようにぎゅっと目を瞑りソファに体重をかける。



もう寝よう!!


えっと……羊が1匹……羊が2匹………、
羊が3匹……羊が4匹…………




うーん………どうしよう、寝れない。