チッ





チッ





チッ








「おい廉斗これで何回目だよ!?」

「あぁ?なにがだよ」

「舌打ち、どんだけすれば気がすむわけ?俺にまであたんな」



俺、柊廉斗はただいまイライラマックス。


もちろん原因なんて1つしかない。




『緩菜告白されたんだよー!』




緩菜ちゃんの友達が言った事。




如月雅っつったけ?
だれだよそいつ。なに俺の緩菜ちゃんに告白してんの?


それに緩菜ちゃんも緩菜ちゃん。


雅くん?



なに他の男の事名前で呼んで?しかもそいつ告白してきたやつだろ?



それに、奏汰の事も奏汰くんとか呼ぶし、
あげくに奏汰に手作り弁当あげようとするし。