またやっちゃった……――。
御堂君を怖がって泣いたり、ペンを渡すときに指が触れ合っただけで動揺して手を引っ込めてしまったり……――。
今度は思いっきり目を反らしてしまった。
「まだダメか」
「……――ごめんね!!」
そう呟いて前を向く御堂君の言葉を遮るように謝る。
「あたしね、何か……変なの。御堂君と一緒にいるときとか心臓がキューってなって……。それで、今もびっくりして目を反らしちゃったんだけど……――」
「それで?」
「だから、御堂君が怖いとか苦手とかそう言うんじゃなくて……――」
自分でも何をどう伝えたらいいのか分からずに、言葉に詰まる。



