「なぁ……」 「なに……?」 「少しは男に慣れたか?」 チラッと視線をあたしに向ける御堂君。 あたしは小さく頷いた。 「うん……。少しづつ慣れてきたよ。鈴木君とは前よりも緊張せずに話せるようになったし、椿君とも今日一緒に班行動できた。それに御堂君も……――」 そこまで言って口ごもる。 御堂君とは……同じクラス委員で話すことも多いけど、未だに……慣れない。 御堂君としゃべると、声が上ずるしドキドキしちゃう。