みんながいる場所からずいぶん離れたところまでくると、御堂君はパッとあたしの腕を離した。 「あのっ、御堂君……クラス委員の仕事って……」 「あぁ、あれなら口実。ちょっと付き合え」 「口実?」 御堂君の後に着いていくと、木が生い茂り芝生が敷き詰められている休憩スポットにたどり着いた。 木の下は日陰だし、太陽を避けてお弁当を食べるには絶好のポイントだ。 「ここで飯食うか」 「あっ、あたし……シート持ってるよ!!」 その場に座り込もうとした御堂君を止めて、持ってきたレジャーシートを広げる。