「御堂君たちの班……ずいぶん人が多いんだね……?」 思わずそう尋ねると、御堂君は眉間の皺を更に濃くした。 「なんかしんねぇけどついてくんだよ。あー、めんどくせぇ」 「あっ、そっか……。もう班とか関係ない感じになっちゃってるの?」 「かもな」 そう言って頷いたあと、御堂君の表情がふと変わった。 「……――悠真。こいつ借りるから」 御堂君はそう言うと、あたしの手をギュッと掴んでベンチから立ち上がらせた。