「何で謝るの?」
「だって……椿君も望んであたしとペアになったわけじゃないし……。だから……――」
「ははっ、何それ。如月さん、ネガティブすぎだって。つーか俺、むしろ如月さんと一緒の方が楽だし」
「え……?」
「いつもそばに琥太郎みたいにハイテンションな奴がいるって考えてみてよ?たまにはゆったりのんびりしたいって思わない?」
「そういうものなの……?」
「そういうもの。だから、俺には全然気を遣わないで。ていうか、如月さんって絶叫系とか平気な方?」
「うーん……、得意ではないかな?」
「乗れる?」
「できれば乗りたくない……かも」
「そっか。じゃあ、お化け屋敷は?」
「お化け屋敷は……ちょっと苦手」
「了解。じゃ、俺達はのんびりいこう」
椿君はそう言うと、にっこりほほ笑んだ。



