金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


初めてだ……。


男の子に『愛音』って呼ばれたの。


鈴木君に『愛ちゃん』って呼ばれるのにも、すっかり慣れてしまった。


でも、御堂君に言われると……何だか心の奥がくすぐったくなる。


それに、『また迷子になるなよ』って……言ったよね?



『……――ちょっとここに来る途中で迷子に……――』


始業式の日、鈴木君に話しかけられてオロオロしながらもあたしは確かにそう言った。


小声だったし聞こえていないと思っていたのに、御堂君はちゃんと聞いていて、覚えていてくれたんだ……。




「……――如月さん、みんな待ってるよ?」


突然声をかけられてハッと我に返ると、いつの間にか隣にいた椿君がニコッと微笑んだ。