あれよあれよというまに、遠足当日になった。 場所は有名な大型遊園地。 くじ引きで決めた男女6人づつのグループに分かれて園内を回ることになっていた。 バスに揺られながら、あたしは隣の席に座り化粧直しをしているカナコに声をかけた。 「……――ねぇ、カナコ……」 「ん~?なに?」 「あたし……――やっぱりこの格好変だよ。似合ってない気がする……」 「何言ってんのよ。似合ってるって。ていうか、むしろ超可愛いよ?」 カナコはビューラーでまつげをあげながら言う。