金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


「で、何やればいいんだよ」


唇が震えて、鼻の奥がツーンッと痛む。


「ごめ……ごめん……なさい……」


「……は?」


喉の奥から必死に声を出して謝ると、御堂君が驚いたように顔を歪ませた。


「お前、何で泣いてんだよ」


「ごめっ……うぅ……」


指で必死に拭っても、涙は止まらない。


それどころか早く泣き止まなければと焦れば焦るほど、嗚咽交じりの涙が溢れる。