「えっ?えっ?だ、ダメなの……?」 「あぁ」 「どうして?もしかして、あたしの耳に触れたくない……?」 「違う」 「お金……払った方がいい?」 「そうじゃない」 「じゃあ、どうしてダメなの?」 朝陽が嫌がる理由が全く分からずに混乱しながらそう尋ねると、朝陽は眉間に皺を寄せた。