金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


「は?お前、何言ってんだよ。見え透いた嘘ついてんじゃねぇよ」


吐き捨てるように言った朝陽。


あたしは身動き一つとれず固まったまま。


どうしよう……。


まさか千恵ちゃんに教室での椿君とのキスを見られていたなんて……――。


ようやく現実を受け入れた途端、手が小刻みに震えはじめた。


どうしよう……。どうしたらいいの……――。