「朝陽のイジワル……っ」 「つーか、俺もまだ切りたくない。むしろ今から会いたいぐらいだし」 「っ……!!」 胸がキュンっと高鳴って息が止まりそうになる。 そんな甘いセリフを聞いたら、顔がにやけてしまう。 「俺も愛音が好きだから」 「朝陽……」 ど、どうしよう……。 胸のキュンキュンが止まらない。 あたしはギュッとスマホを握りしめて朝陽との会話に胸を高鳴らせた。