金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


「何?」


「あの、あのねっ!!」


「あぁ」


「あたしね、あのっ……好き……」


「は?何が?」


喉元まで出かかっているセリフを言うのがこんなにも難しいなんて。


だけど、今は電話だ。


面と向かっているわけではない。


きっと大丈夫。


勇気を出そう……――。


急に朝陽に伝えたくなった言葉。


思ったことをため込まずに……朝陽に伝えよう……――。