金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


「わ、笑わないでよぉ……」


「わりぃ。なんかそういうところ愛音らしいな」


「そういうところ?」


「いつも一生懸命なとこ。お前が他の奴らに好かれる理由がわかる」


「……え?」


朝陽の言葉に首を傾げる。


「……――わるい。今、勉強中だったよな?また連絡する」


電話を切ろうとする朝陽。


「あっ、ちょっと待って!!」


あたしは朝陽を呼び止めた。