金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!


一クラスを2グループに分けて清掃場所を決める。


うちのクラスの担当はトイレと校庭のゴミ拾いだった。


校庭のゴミ拾いは友達同士でおしゃべりしながらでもできる。


でも、一方トイレ掃除は床をモップ掛けして壁を拭き、便器まで磨かなくてはならない。


大変さは雲泥の差。


トイレ掃除を引き受けてくれる人を探すのには苦労しそうだ。


「朝陽……ごめんね。多分、あたしまた迷惑をかけることになっちゃうかも……」


「そんなのいちいち気にすんなよ。ただ、言いたいことはハッキリ言ってもいいんじゃね?」


「言いたいこと……?」


「愛音、いつも周りの奴の顔色伺って空気を読んで自分の気持ちとか言いたいこととか全部我慢してるだろ?」


朝陽は……何でもお見通しだね。


確かに昔からそういうところがある。


「言うほど簡単じゃないかもしんねぇけど、クラス委員は愛音なんだし自信持てよ」


「ありがとう、朝陽」


お礼を言おうと、朝陽は「別に」と照れたように言った。


「でもなかなか難しいね……。いまだにみんなの前で喋ろうとするとドキドキして顔が真っ赤になっちゃうし……」


クラス委員を引き受けたものの、大事な場面ではいつも朝陽に助けてもらっている。


朝陽がいなかったら……どうなっていたんだろう……。