「……――愛音、遅くなってごめんねー!」 考えを巡らせていると教室にカナコが戻ってきた。 どうしよう。カナコに聞いてみようか……? だけど、カナコの彼氏である鈴木君と朝陽と椿君と仲が良いし……カナコを巻き込むことになったら申し訳ない。 「ねぇ、カナコ。ちょっと聞いてもいい?」 「うん?なに?」 席に着き首を傾げるカナコ。 「もしも、あたしが鈴木君とキスしたら……どうする?」 何気なくそう尋ねると、カナコの顔色が一瞬で変わった。