ふわふわと心地いい感覚。
「……――んっ」
両腕を机の上に組んでその上に頬を乗せて横を向いて眠っていた。
ふいに頬に違和感を感じてパッと目を開けたその瞬間、バチッと横にいた誰かと目が合った。
「えっ……?つ、椿君?」
ガバッと起き上って驚きに目を見開くと、椿君は少し慌てたようにあたしから距離をおいた。
「何で……椿君が?」
「ちょっと教室に忘れ物しちゃってさ」
「そ、そうなんだ……?」
ロッカーの方に歩いて行って何かをゴソゴソと探す椿君。
あたしは椅子から立ち上がって椿君の元へ近付いていき声をかけた。



