朝陽のことを押し倒しているこの状況であたしからキス……? そ、そんなの無理だよ……! 四つんばいで朝陽を押し倒しているこの状況に心臓がおかしくなりそうだ。 声には出さずに心の中で叫ぶ。 「さっき画面見ながらすげぇニヤけてただろ?」 「えっ!?」 目を見開いて驚くあたしのことを朝陽は下から楽しそうに眺める。 「あっ、あれは……ニヤけてたんじゃなくて……」 「じゃあ、何考えてたんだよ」 「なにって……」 画面の中の男女の絡みシーンがボンッと頭に浮かんだ途端、顔中がカーッと熱くなった。